Published 10月 18, 2018 by

今日は天気が良いので、ディキャンプに行ってまいりました

空高く白い飛行機が飛んでいました。
こんにちは、染井吉野です。

体育の日(10月10日)は晴れの特異日と思っていたのですが、どうやら違うようです。昔、毎年晴れる確率が高いので東京オリンピック(1964年)の開会式は10月10日になったと教えられた記憶がありました。体育の日はオリンピック開催を記念して祝日になったんですよね。今では10月10日の祝日は毎年移動して、私達には嬉しい連休になりました。

今日がその体育の日。

やっぱり天候が良くて、こんな日は外で楽しもう、と近くの公園にデイキャンプへ行ってきました。
到着した時間はお昼を少し過ぎていましたので、家族連れ、若者グループはバーベキューや鍋を温めるいい匂いが。
混雑を避けて公園の一番奥までやってきてのんびりと時間が過ぎる贅沢を堪能して来ました。
Read More
Published 10月 04, 2018 by

程々の家暮らし方鑑賞マニュアル~こころながしの広縁

広縁の風情やいとおかし。
こんにちは、染井吉野です。

連休の広縁のペンキ塗りと模様替えを終えて、すっかり秋を感じました。気がつけば秋分の日も過ぎ、庭には虫たちが大合唱です。
中秋の名月は鑑賞できませんでしたが、泰平で過ごせればそれで嬉しいです。

過ごしやすい季節になり、広縁で過ごす時間も増えそうです。

広縁のうつろいも一変し、そよそよと風がまとい植木の葉がこおどりしています。程々の家の佇まいがいっそ和やかな時間を過ごさせてくれるよう。
Read More
Published 9月 27, 2018 by

程々の家暮らし方鑑賞マニュアル~広縁のお化粧直し

4年目にして広縁のお化粧直し。
こんにちは、染井吉野です。

4年目に入り、広縁(程々の家はデッキとは呼ばないんです)が、少し塗装が剥げてきました。もう少しで冬を迎えるのでその前にメンテナンスしなくちゃと思って、先日の三連休がペンキ塗りに絶好な天気だったので挑戦してみました。

1日目は広縁においていた物をすべて庭に移動(いつの間にか物が増えていました)。そしてホースで水をかけながらデッキブラシで掃除。以上で1日目は終了。

2日目、朝、広縁にはまだ水が残っていましたが、午前中の日差しでお昼には乾燥してました。新聞紙でマスキングした後、いよいよペンキを塗ります。
バケツに少しペンキを移して刷毛で塗り始めました。
1時間ほどで全部を塗り終えたので、塗り残しが無いか確認。そして2時間ほど乾燥させました。
もう乾いていると思ったのですが、少しベタついていましたのでまだ乾燥が十分でなかったようです。サンダルの跡がうっすら付いたものの、上塗りするのでそのまま始めちゃいました。2度塗りで色が濃くなりました。

う~ん、やっぱり素人なので、職人さんが塗ったみたいにきれいにはなりませんでした。でもコレが限界。まだらになった気がします。明日まで乾燥させます。

なお、ペンキが少し余ったので、ついでにいろんな物も塗りました。 もし、どうしても余ってしまった場合は、BESSさんのメンテンス塗料の説明書にも書かれている通り、ペンキは油性ですので排水として流せません。余ってしまったものは新聞紙やボロ布などに染み込ませて燃えるゴミで処理しましょう。刷毛は使い捨てしました。

3日目、改めて見る広縁は本当に広いです。せっかくの野外リビングなのに狭くしてたなぁ、と反省。気分も新たにレイアウトをすこし変えて見ました。また、ここでくつろぐ時間が増えそうです。

(そうそう、ずっと前かがみの姿勢だったので3日目腰に来ました)
Read More
Published 9月 06, 2018 by

高いところから失礼します~泉ヶ岳(仙台市)スキー場から

仙台市街を一望します。
こんにちは、染井吉野です。

今年の夏は一体全体どうしちゃったの?豪雨に酷暑!仙台も最高気温が更新になったってニュースでやってました。

せっかくの休日、暑いからと言ってエアコンをガンガンにして屋内にいたのではエコではないと。

それなら、高いところ!高原だ!避暑地だ!

仙台中心部からクルマで気軽に行けるところと言えば、仙台市民のランドマーク「泉ヶ岳(いずみがたけ)」ですね。 30分ほどでこの眺めのいい場所に来れるんですもの。

麓のキャンプ場にはグループや家族連れのテントが沢山張られていました。

だけど、ここでも暑かった!

今年の夏は異常ですね。
Read More
Published 8月 30, 2018 by

程々の家暮らし方鑑賞マニュアル~広縁が生活を拡張してくれました

こんにちは、染井吉野です。

この夏は、暑い!暑い!
クーラーの無かった時代はどんな風に夏をやり過ごしていたんでしょうか?

そんな思いから、我が家では風鈴を下げて、夕方に打ち水をしてみました。せっかくなので、ご近所さんの家の前まで。
通りを行き交う皆さんに、気分だけでも涼しくなってほしいです。

日中は、広縁で過ごしました。先日ダイソーで買ったウォーターサーバーが活躍してくれました。思いがけず、以前買った円形の雑貨がシンデレラフィット!大きさがピッタリで、蛇口の下に丁度コップを置ける高さ。

生活の中で、アレとコレがシンデレラフィットすると生活が楽しくなっちゃいます。
Read More
Published 8月 22, 2018 by

程々の家暮らし方鑑賞マニュアル~BESS仙台さんの新しい展示場

やっぱり気になる程々の家。
こんにちは、染井吉野です。

BESS仙台さんの展示場が移転オープンしたので、先日遊びに行ってきました。
なんと言っても、お目当てはやっぱり程々の家。
展示場にあったのは「倭様(やまとよ)」と言う新タイプだそうです。

これまでの程々の家のシリーズから少しリニューアルした新しいシリーズが始まるみたい。

新しく室内には襖が取り入れたり、玄関ドアには明り取りの窓がはめ込まれていたりと、これだけでもかなりイイ感じ。
また、インテリアも落ち着いた感じにまとめられていて、自分の程々の家にも取り入れてみたいです。

BESSさんのインテリアはシーズンごとに変わるので、とても勉強になります。
Read More
Published 8月 09, 2018 by

程々の家暮らし方鑑賞マニュアル~暮らしに非日常を取り入れてみる

使わないともったいないと思いつつ。
こんにちは、染井吉野です。

夏はアウトドアの季節。特にキャンプはいいですよね。

日常を離れて、不便さを楽しむのがキャンプの魅力です。
もう、かれこれ10年以上はキャンプに行っていないですが、最近またキャンプ熱が再発しました。

色々な道具は手元を離れてしまいましたが、テントとこのスクリーンテントだけは手元に取ってありました。

先日、天日干しを兼ねて広げてみると、見事にチャックのサビとシミが。メンテナンスしてなかったからでしょうね。

小さな庭ですが、こうして建ててみると小さなキャンプ気分が味わえました。
Read More
Published 8月 02, 2018 by

程々の家暮らし方鑑賞マニュアル~肘掛け

立派な肘掛けです。
こんにちは、染井吉野です。

数年前に、古道具市から買った肘掛け。別名で脇息(きょうそく)と言うのだそうです。

程々の家に引っ越す前に購入したものの、使うことなく仕舞っていました。
程々の家に暮らし、そろそろ使いたいなぁ、って思っていたら土台の棒がとれてしまいました。
先日修理しやっと使い始めることができるように。

これ、なんか時代劇に出てくる、悪代官が肘をかけて扇子をパチンパチンとやりながら「苦しゅうないぞ、近う寄れ、そちも悪よのぅ」って言ってるイメージしか浮かびません(笑)が、やっぱり程々の家にしっくり来る小間物です。

テレビを観るのに丁度いい、これから末永く使い続けたいと思います。
Read More
Published 7月 26, 2018 by

奥入瀬渓流にて~マイナスイオン

奥入瀬渓流は今日も爽やかでした。
こんにちは、染井吉野です。

先週の連休は、ドライブで十和田湖と奥入瀬渓流へ行ってきました。
十和田湖畔を散策後、奥入瀬渓流へ。
アウトドアの椅子を持参したので気に入ったポイントでしばし渓流を眺めていました。

梅雨の時期なので水流は激しかったのですが、その分、マイナスイオンがたくさん出ていたのでは?

渓流の涼やかな眺めを満喫しました。
Read More
Published 7月 19, 2018 by

程々の家暮らし方鑑賞マニュアル~衝立(ついたて)の修理

涼し気な衝立が風流ですね。
こんにちは、染井吉野です。

親の代から引き継がれた衝立(ついたて)があります。4面に細いよしずがはめ込まれたものです。
この季節、涼しげでとてもいいですね。

窓や玄関を開けっ放しにしても、視線を遮りつつ風がよく通ります。
これも、昔の人の知恵ですね。

先日まで、一番下のある一面にあるはずの、笹の葉に切り抜かれた板が無くなっていました。下を支える横棒も折れていたので、何かの時に壊れて板が抜けてしまったんですね。
肝心なこの板が行方不明。数十年も壊れたままになっていましたが、先日、家財道具を整理していたところ、あるダンボール箱の中から色々な雑貨に混じってよく似た板が1枚出てきました。
ずっと気になっていた衝立だったので、すぐに思い出しました。合わせて見たらまさにこの衝立のもの。

そこで、早速、板をはめ込み、折れていた棒を木工用ボンドで修復。ご覧のように元の姿に蘇りました。
壊れてい取れた板を捨てずにとっておいてくれた亡き親にも感謝。

今年の夏にとっても重宝しそうです。
Read More
Published 7月 12, 2018 by

程々の家暮らし方鑑賞マニュアル~広縁で鈴木英人作品集を愉しむ

原画は無理でも作品集で。
こんにちは、染井吉野です。

先日のお休みは、程々の家の広縁でまったりしてました。爽やかなそよ風が心地いい。
休日はあれもこれもと予定を入れるのではなく、広縁で時を過ごすのも贅沢な一つかもしれませんね。

アイスコーヒーを飲みながら、鈴木英人の作品集を眺めていました。
鈴木英人は知らなくても、山下達郎のアルバムジャケットのイラストや、昔懐かしいFM STATIONの雑誌の表示のイラスト、と言えばどなたでも眼にしたことがあるはず。
どの作品もとても素晴らしく情景に引き込まれてしまいました。

昨年、仙台の展示会で出向いてこの作品集を購入し、その場で御本人からサインを書いていただきました。
この作品にちょっと影響を受けて、デジカメの撮影もアートモードにしてみました。
Read More
Published 7月 05, 2018 by

程々の家暮らし方鑑賞マニュアル~エクステリア

流木が集まりました。
こんにちは、染井吉野です。

デッキが殺風景だったので、昨年から流木を並べてみました。この度、ようやく流木の数も足りて一応完成形となりました。

こうしてみると、ただ単に重ねて並べただけなのにとても味のあるデッキ下となりました。程々の家にピッタリなエクステリアです。

昨年のブログにも書きましたが、仙台市郊外にある大倉ダムの公園には、流木をストックヤードに貯めてあり、そこからいつでも自由に頂くことが可能なんです。とても嬉しいサービスですね。
Read More
Published 6月 28, 2018 by

程々の家暮らし方鑑賞マニュアル~ガーデニングの小道具

木製塵取り。
こんにちは、染井吉野です。

先日、古道具屋さんで購入した新品の塵取り。
木製なところがナイスです。これに竹ぼうきで枯れ葉を集めて落ち葉焚きをしてましたね。
遠い昔、だいたいどこの家でも夕方に落葉焚していたような、そんな懐かしい風景も今はかないません。
現代の住宅街では自宅の庭でさえも焚き火を禁止されています。そうですよね~、こんなに住宅が密集していては危険ですもの。

でも、この塵取りを使って我が家の周囲だけでもキレイにしましょう。断然、庭掃除が楽しくなりそうです。
Read More
Published 6月 21, 2018 by

石臼珈琲を楽しんできました。

セルフサービスの挽き豆。
こんにちは、染井吉野です。

先日の休日、丁度良い暖かさで気分が晴れ晴れ。こんな気持のいい日は程々の家にじっとしていてはもったいないと思い、仙台市近郊にドライブしてきました。
そこで、見つけたのが、石臼でひく珈琲。
焙煎した豆を、穴に5粒くらいずつ入れ臼を時計回りに回します。すると、砕けた珈琲豆が臼の周りにこぼれ落ちてきます。

マスターがおっしゃるには、さっぱり系は早く、ビター系はゆっくり多く回すといいそうです。回す回数で味が決まるそう。
ちょっと大人のビター系でゆっくり多く回してみたら粒の細かな挽き豆になりました。

酸味が無い豆で、美味しい珈琲をいただきました。
Read More
Published 6月 21, 2018 by

程々の家暮らし方鑑賞マニュアル~花が咲きそろいました

休日は庭の手入れが忙しい!?
こんにちは、染井吉野です。

我が家のガーデニングのポリシーは、手を掛けないこと。
毎年お花が楽しめるように、種は宿根草(多年草)の種類だけを選んでいます。
これだけで、ほっといても毎年プランターに花を咲かせてくれます。今年も見事に咲きそろいました。プランターからこぼれ落ちた種は、来年眼を出し新たな場所にキレイなお花を咲かせてくれます。

今年は、どんな種類の種を買おうかな?

Read More
Published 6月 14, 2018 by

IKEAのトラベルバッグがアウトドアで大活躍


コストパフォーマンスがいいです。
こんにちは、染井吉野です。

アウトドアの道具を運ぶのに皆さんはキャリーカートを使っていると思いますが、IKEAのトラベルバッグ「KNALLA」のコストパフォーマンスがすごいんです。

収納力がすごい。画像のPRIMUSのバーナーはもう20年以上も前のタイプで結構大きめのツーバナーですが、2個は軽く入るくらい余裕があります。
バナーの他に一番重い水を入れたポリタンクも入れて運べる大きさ。流石に18リットルは詰め込めませんが、大きさを選べば大丈夫。

こんなツーバーも楽々収納できます。
そして、一番の特徴は車輪が大きいこと。キャンプサイトが少々遠くデコボコしていても楽々と移動できるんです。 食材も一緒に詰めて取り出し口を締めちゃえばどんな悪路だって落っことす心配は要りません。

2018年6月現在の値段は、通常価格なら¥4,999円で、IKEAファミリー会員なら¥2,999円。つまりアウトドア用のキャリーカートの約半額。

素材はナイロン性で少々の雨はへっちゃら。汚れも付きにくいからガンガン使えます。

数年前から使っていますが、これはおすすめします。早速、梅雨が明けたらデイキャンプに行ってきます。
Read More
Published 6月 07, 2018 by

程々の家暮らし方鑑賞マニュアル~網戸の張替えをしました

この猫凶暴につき。
こんにちは、染井吉野です。

程々の家に住み始めてから、初めて網戸の張替えを行いました。
まだ4年目なので、網自体は全く傷んでいないのですが、張り替えることになった張本人は我が家の猫のせいです。

外に来る野良猫達に、少しばかりの餌を広縁に置いておくのですが、その野良猫に向かって突進するのです。そこに網戸があるにもかかわらず。
それで、少しづつ網がゆるくなってきて、昨年の夏の終わりに、ついに網とサッシの間に穴が開いてしまいました。

そろそろ虫たちも活動が活発になるこの季節、というわけで網戸の張替えを決断しました。

以前に比べて下手に張ってしまいましたが、まぁ、良しとしましょう。
Read More
Published 5月 31, 2018 by

程々の家暮らし方鑑賞マニュアル~100均でアウトドアテーブルをDIY

食器棚とスノコで作った天板。

天板を食器棚にネジで固定すればOK。
こんにちは、染井吉野です。

アウトドアのサイトを見ていたら100円均一のショップで手に入るアイテムを使ってアウトドアテーブルを作る記事がありました。
丁度、仕事場のお昼休みにアウトドアしてみたくて、クルマにヒョイッと積める小さな折りたたみテーブルが欲しかったところでした。

早速近所のセリアに行って必要な材料の調達。
テーブルの基本はキッチン収納棚。プラスチックの天板に折り曲げ式のスチールの脚が付いたもの。色がアウトドアにもちょうど良いブラウンを選びました。

2つ目の材料はスノコ。
一旦バラして、ノコギリでカット。家にあったペンキで色を塗り組み立て直しました。最後にプラスチックの天板横から木の天板の土台になる部分にネジ止めして固定。

脚を折り曲げれば場所も取らずとても重宝しそう。
程々の家の広縁でもこのまま使えますね!これから夏本番、夕涼みにも使ってみようかしら。
Read More
Published 5月 24, 2018 by

程々の家暮らし方鑑賞マニュアル~株式会社五城銀行のメモ用紙

株式会社五城銀行のメモ用紙。
こんにちは、染井吉野です。

程々の家に暮らしはじめてからというもの、これまでにも増して古いものに興味が惹かれます。

今回ご紹介するのは、銀行のメモ用紙です。銀行から頂いたものらしく「株式会社五城銀行 大正 年 月 日」と印刷されています。

東日本大震災で実家を程々の家に建て替える時、当時片付けが終わっていない遺品を整理している中から見つけました。聞いたこともない銀行名でしかも大正時代のメモ帳、捨てるにはもったいないので大切に取っておきました。

改めてこの銀行名をネットで調べてたところ、現在、仙台に本店を構える七十七銀行に合併吸収された仙台にあった銀行とわかりました。


残り12枚しかありませんが大切に保管しておこうと思います。そのうち、七十七銀行の資料展示室に寄贈しても良いのかもしれません。
Read More
Published 5月 17, 2018 by

程々の家暮らし方鑑賞マニュアル~古道具のリメイク


手入れする前。
こんにちは、染井吉野です。

昨年の年末に手に入れた古道具、あまりにも放置されていたのでそのままでは使えませんでした。「暖かくなるまで待っててね」と広縁で保管。先日、やっと手入れすることができました。
その時のbefor、afterの画像をお見せします。

手入れ後。
上に写っている小引き出しは9杯ありますがツマミが殆どが壊れて無くなっていました。そのツマミを取り100円ショップから新たに名札付きを買って取り付けました。また、割れた板の部分を補修して汚れを落とすために水拭きと乾拭き。これだけで見違えるほどに生まれ変わりました。何と行ってもアンテーク調の取手で表情が変わりましたね。

下の書類入れは、裏のベニア板を交換し、脚の補強板が割れていたので木工用ボンドで修理して付け直しました。

二つとも塗装はそのまま(屋外と室内で画像の色が違いますが)使い込まれた感じを残しました。

どちらも、程々の家で古くから使われてきたのように生まれ変わりました。



Read More
Published 5月 04, 2018 by

程々の家暮らし方鑑賞マニュアル~古道具

いい感じに時代を醸し出しています。
こんにちは、染井吉野です。

先日隣の町の旧宿場町にある古民家カフェに行ってきました。
TVや雑誌で幾度となく紹介されているお店なので、平日にもかかわらず駐車場は満車でした。
お店の前に書かれていた案内図に従って近くの商店街の無料駐車場へ移動。カフェへ戻る道すがら、地元数件しかない商店を覗いて見ました。
そんなお店のひとつに古道具屋さんが。元々は呉服屋さんだったそうで、お店の中は宿場の歴史を紹介しながら古い道具を売っていました。非売品の看板や、商内帳など、いろいろ古い道具から新しい民芸品まで揃っていました。色々買った中で一番のお気に入りがこの画像の戸棚の戸です。
以前からこんな感じのがほしかったんだなぁ~。
「見つけた!」って心の中で叫んじゃいました。

早速部屋に飾ってみました。程々の家にはとてもよくお似合いです。
Read More
Published 4月 13, 2018 by

桜前線日本を彩る~来年またお会いしましょう

もうご覧になりました?染井吉野でございます。
こんにちは、染井吉野です。

ワタクシ、「ソメイヨシノ」が只今、日本各地を彩り、北上中です。
皆様のご近所ではもう見かけましたか?

ワタクシ、質素な花ではございますが、花のもと皆さんがお集まりくださり、皆さんの笑顔が見れるのが一番の幸せでございます。

これから北国の皆さんにお会いできることを楽しみにしております。また、すでに散ってしまった地方の皆様、来年また笑顔でお会いしましょう。


Read More
Published 3月 29, 2018 by

程々の家暮らし方鑑賞マニュアル~デコイのあるリビング

飾り棚が標準仕様です。
こんにちは、染井吉野です。

家族皆が集まるリビング。平日はそれぞれ仕事があるので、このリビングで過ごす時間は短いですが、その分、休日は珈琲を飲んだりしながら家族が集います。
リラックスできるようなデコレーションも楽しんでします。

そんな程々の家の階段に、デコイを置いてみました。このデコイも手に入れたのは40年も前の事。当時はアイビーが流行っていて、なかなかいい値段だったなぁ。



Read More
Published 3月 22, 2018 by

程々の家暮らし方鑑賞マニュアル~春分の日は春雨

午後から降り出した雨。
こんにちは、染井吉野です。

昨日は春分の日。日本全国低気圧の影響で空模様が怪しかったようです。仙台でも午後から冷たい雨が降りました。時折みぞれ混じりになりました。

天気予報を見て雨が落ちる前の午前中に彼岸のお墓参りに。中日ということもあり、お寺さんは混雑していました。お昼を外食で済ませて我が家に戻ると、しとしと音もなく雨が降り出しました。

冷たい空気と一緒に降り出した雨。春雨がしっとり地面を潤しています。


Read More
Published 3月 15, 2018 by

ホテルカルフォルニア

ようこそホテルカリフォルニアへ。
こんにちは、染井吉野です。

春の日差しに誘われて、仙台のアウトレットモールへ出かけてきました。
夕方に着く頃には空気もピンと冷えて少し寒いくらいでしたが、すっかり日が長くなったことを実感します。

ここのアウトレットモールの一角にある建物をカメラに収めました。何処かで見たような...。

イーグルスのホテルカルフォルニアのジャケットに何処と無く似ています。
Read More
Published 3月 09, 2018 by

程々の家暮らし方鑑賞マニュアル~啓蟄の頃も過ぎて

春の日差しが気持ちいい。
こんにちは、染井吉野です。

仙台では、冬の終わりを知らせる雪が降ります。湿った大きな結晶の雪です。
「ぼた雪が降ったら冬も終わりですね」が挨拶になるほど。

先週、そのぼた雪が降り、数日後には最高気温が15度を超えました。

そして、3月6日は啓蟄。この季節になると冬眠していた虫達が出てきます。
本格的な春を迎えた程々の家の天窓からは午前中に柔らかな日差しが2階に降り注ぎました。
Read More
Published 2月 22, 2018 by

大胆予想〜今年の梅雨は空梅雨です

こんにちは、染井吉野です。

今シーズンの冬は大雪でしたね。日本海側は何十年ぶりの大雪。被害も大変でした。
もう少し時間を遡ってみると、昨年の梅雨は記録的な長梅雨。このブログにもアップしましたが、我が家の程々の家では広縁にカビが発生するほどのジメジメ。
仙台では1ヶ月以上も連続して雨が振りました。

長梅雨と大雪、どちらも空から大量の水が降り落ちましたので、今年は空梅雨になりそうです。地球も生き物ですから、バランスを取らなくれは。沢山水を落としたところは次は水は落ちてきません。そうやって程よく空気も循環しているのだと考えます。

そうすると、今年の梅雨は空梅雨に違いありません。
今年の夏は農作物が心配になります。きっと、恵みの雨が欲しくなるのかもしれません。


もちろん、これはあくまでも個人の予想です!

でも、一番の願い事は適度な雨と豊作です。

Read More
Published 2月 17, 2018 by

伊藤若冲と仙臺との繋がり(5/5)

こんにちは、染井吉野です。

ー仙台にある売茶翁(ばいさおう)ー
そして最後に仙台の茶菓子屋の「売茶翁」。京都の売茶翁または月海と直接関わりがあるのでは?と想像しました。

結論から先に言ってしまうと、残念ながら直接の関係性はありませんでした。
茶菓子屋の売茶翁は明治創業で、老舗ではありますが残念ながら若冲が生きた年代とは異なります。当時の屋号は「甘泉堂」と言っていたそうです。

創業者は京都の売茶翁に感銘を受け、お店でも売茶翁のように茶をもてなしたとも伝えられています。戦前のお店は仙台市中心部の一番町(一番町東北電力ビル裏あたり)に構えていたそうです。このあたりには今も戦前から同じ場所に梅原楽器店(和楽器)があり、甘泉堂はその近所にあったそうです。この一帯は戦時中空襲で焼け出されたため現在の仙台市青葉区春日町に移動しました。「売茶翁」の屋号を使い始めたのは1947年(昭和22年)の戦後のことです。
売茶翁が若冲の名前のきっかけになったことは知っていたのでしょうか?
若冲ブームをきっかけにお店の「売茶翁」も話題になることはきっと想像していなかったと思います。意外な偶然が面白いですね。

さて仙台の売茶翁は、有名な茶菓子(和菓子)屋さんです。その佇まいは一軒の古民家。表向きにはそこがお店だとは気が付きません。売茶翁の看板も控えめです。
買い求める人はお茶の先生方や常連の方々ばかり。その上、会社の役員とおぼしき方々がクルマから降りてわざわざ立ち寄ります。贈答用の菓子折りとして重宝しているようです。
人気の和菓子は午前中には売れ切れとなるほど。私も買い求めて食してみました。屋号に引けを取らないその美味しさはいかばかりでしょう。気になる方は是非お店から購入してみてください。電話番号はありませんので直接お店に行くしか方法はありません。
店内にはカフェスペースも併設されていますので、若冲と売茶翁に想像を巡らせながらゆっくりお茶を飲むのもいいかもしれません。

以上で、世界中に名を轟かせた若冲。その若冲と仙台、さらに仙台の茶菓子屋売茶翁の関係性の謎が解けました。

若冲の虜となった今、仙台に住んでいて若冲と関わりがあったことに嬉しさを感じます。



-完-

参考文献と資料
別冊宝島社「若冲」
Wikipedia売茶翁
SHIKOUSAKUGO
伏見通信:https://fushimimomoyama.jimdo.com/%E5%A3%B2%E8%8C%B6%E7%BF%81/
萬寿寺(万寿寺)
売茶翁:宮城県仙台市青葉区春日町3-13、電話なし
Read More
Published 2月 16, 2018 by

伊藤若冲と仙臺との繋がり(4/5)

こんにちは、染井吉野です。

ー月海の空白の10年ー
いよいよ若冲と仙臺との繋がりです。

少し時間を遡ります。売茶翁が月海と名乗った僧侶時代、50歳を迎えた時、京都の街から月海は忽然と姿を消し再び京都に現われる10年の間、はたしてどこにいたのでしょうか?

実はこの間、月海は(今の)宮城県に現れます。しかも二度目です。一度目は22歳の頃とされ、病気がきっかけで日本三景松島の瑞巌寺(ずいがんじ)で修行したとされています。
二度目が50代の時で、(今の)仙台市青葉区小松島にある萬寿寺(万寿寺)に身を寄せたとされています。佐賀県に生まれ京都で僧侶となった月海が遠く仙台まで来ることになったのは何故なのでしょう?

その理由は、月海の師匠となる月耕僧侶がこの萬寿寺にいたことから師を頼り身を寄せたものです。この寺の古文書に、京都の龍津寺から月耕と言う僧侶が数年に渡って身を寄せ修行していたと記述があるそうです。
この萬寿寺は、その昔この地方では禅寺として修行僧を数百人も抱える大きな寺であり、月海もそのひとりとして滞在していた事は間違いありません。修行を終えた後に京都に戻り売茶翁となったのです。
今でもこの萬寿寺の門前にある掲示板に月耕僧侶がこの寺で修行したことが記されています。
この頃は禅僧を優に500人以上を抱え広大な敷地をもつ大きな寺だったそうですが、明治以降は廃れ現在の本堂のみを残す小さな寺になりました。この寺の歴史を振り返って想像を巡らすと、陸奥を旅した松尾芭蕉の句にある「夏草や兵どもが夢の跡」に想いを重ねてしまいました。

若冲の名を名乗るきっかけとなった人物月海が遠い仙台と松島にて修行をしていたことに驚きです。もう一度この茶屋ののぼり旗に書かれた屋号を確認しましょう。
「通仙亭」
仙台の文字が入っている、というのは単なる偶然からでしょうか?悟りの地「仙台に通ずる」と思うのは単なる思い込みにかな?
仙台藩祖の伊達政宗が仙台に居を構える前は、この地は「千代」とも「千体」とも言われたそうで、正宗が街を開くときに仙臺の文字を当てたそうです。

ともあれ月海はこの10年の間、仙台にて修行し悟りを開いたに違いありません。そして、再び京都にて俗世間から身を引き、ひっそりと暮らし、その佇まいから身を持って人々に悟りを伝えていたのかもしれません。

若冲もまた、豪商の家督を弟に譲り自らもひたすらに絵画の道に身を投じ絵師として技を極めました。商いに何の魅力も感じなかったのはある意味では俗世の生き方に懐疑的だったかもしれません。色恋も絵師の道には邪魔なものだったのかもしれません。
煩悩を捨て、ただひたすらに筆を握り目の前の本物に感性を研ぎ澄ます。若冲にとってはこれが修行だったのです。
売茶翁と若冲。
この二人が運命的に出会い、お互い無欲の魂が通ったことに間違いはなさそうです。 
Read More
Published 2月 15, 2018 by

伊藤若冲~仙臺との繋がり(3/5)

こんにちは、染井吉野です。

ー若冲の由来ー
改めて、「若冲(じゃくちゅう)」を名乗る前は「春教春卜(しゅんぼく)」という名を頂いてはいたのですが、その名前の作品はないそうです。あえて使わなかったと言うのが正しいとされています。それなら、なぜ「若冲」を名乗るようになったのか?謎は深まります。
後年、親しく交際のあった大典和尚の他に、もう一人重要な人物が登場します。その人物こそが後に「若冲」と名乗るきっかけを作った人なのですが、この人物こそが仙台・松島との関わりがある人物だったのです。まずはこの人物の生い立ちから説明します。

その人物の名は京都で「売茶翁(ばいさおう)」と呼ばれていました。仙台に住んでいる方ならすぐに思い浮かぶのが、かの有名な茶菓子屋の「売茶翁」。そのお店とも何か関連が?と想像が膨らみますがその話は後ほどに。
京都の売茶翁は、元は佐賀県の肥前蓮池の生まれです。ここは鍋島と家柄の領地で鍋島家の菩提寺が龍津寺(りゅうしんじ)です。幼い頃の売茶翁はこの寺の化霖和尚(けりんおしょう)に就いて修行し、僧名を「月海元昭和(げっかいげんしょう)」と言っていました。
月海は幼い頃から化霖和尚から修行を積んでいたのですが、化霖和尚亡き後33歳の時に龍津寺を任されます。その後、50歳を迎えたある時、月海は藩の菩提寺から忽然と姿を消しました。藩の大名から恩恵を受ける大きな寺の住職の地位を捨ててどこかへ行方をくらましたのです。

それから10年後、京都の街中に「通仙亭」と書かれたのぼり旗を掲げた質素な茶屋が出没します。今で言うところの移動販売の茶屋です。その主こそが月海です。大きな寺の僧侶の身分を捨て、すでに60歳を迎えた老人となっていました。
粗末な茶屋でお茶を売る年寄りがいるということで、人々は「売茶翁」と呼びました。月海もその名が気に入っていたようです。
名が意味する通り、質素な茶屋で煎茶を淹れその日食べれるお金を得るだけの人。以前は由緒ある寺の僧侶であり大名との関わりが深かったにもかかわらず、自ら過去を名乗らず人々に説法をすることもなく、あるいは仏の道を説くわけでもなく、僅かな銭を得る以上のことは何もしませんでした。月海は空白の10年で俗世から離れ悟りを悟ったのではないでしょうか?
けれど人間も生き物。生きるからには糧が必要。俗人はそのことで血眼になり銭を稼ぐ。月海は仏に仕え、俗世で自分に課せられた修行から「自分は生きるために、煩悩である金を得る商いをして生きている。僧侶として説法を説くより食べ物を買うだけの銭を稼ぐことのほうが現実」だと悟ったのでしょう。


そして、売茶翁は若冲の幼馴染みである僧侶である大典とともに下賀茂神社の近くの川辺りにて茶をたて次の詩を読んでいます。
茶を立てる時に使った器には「大えい若冲」(えいの字はPCには無い漢字)と書かれていたそうです。売茶翁はこの水差しを見てこう詠みました。
「大えいは冲なし(むなし)きが若き(ごとき)もその用はつきず」(PCでは漢字が無いので一部ひらがな)
この意味は「巨大な器はそれが空っぽの時は何の役にも立たないように見えるが、いったんそこに水を溜めればその有り難さは無限である」ということ。
幼馴染みの大典とともに行動していれば若冲もまた、売茶翁が詠んだこの詩も直接聞いていたに違いありません。この時、若冲は34歳。若冲の「冲」の字は「沖」の俗字が当てられたことから、売茶翁のこの詩から名前をもらい自らを若冲と名乗ったとされています。

これで、若冲の由来はわかりました。さて?仙台・松島との関わりが残っています。今からその謎をひも解きましょう。
Read More
Published 2月 14, 2018 by

伊藤若冲~仙臺との繋がり(2/5)

こんにちは、染井吉野です。

ー若冲の生立ー
生まれは1716年2月8日で京都の高倉通と錦小路通の交わるところに生家があったとされています。若冲とは成人後の名前ですから幼少の名は違う名です。
生家は野菜問屋「桝源(ますげん)」を営んでいて長男として生まれています。父は伊藤宗清だそうです。問屋ですから農家から野菜や果物を買い卸していました。生家のあった界隈は元々錦市場だったので問屋が軒を連ねていたことは想像ができます。主(あるじ)は代々「源左衛門」と名乗っています。
若冲が23歳の時(1738年)に父宗清が逝去したため長男だったので家を継ぎ四代目「伊藤源左衛門」となります。

幼少の頃の若冲については、当時親しく交流していたしていた寺の僧侶大典顯常(だいてんけんじょう)が書き残しています。若冲は若い頃から学問が嫌いで書も下手、さらには何の特技もなかったとのこと。更には、若冲が20代後半の時に直接聞いた話としてこうも書いています。「京都の街中の青物問屋の主人は酒も呑まなければ女にも関心が無く、無学で無趣味そして無芸であり、まさしく唐変木(とうへんぼく)というほかない。」と。

庶民の間でも、代々続く問屋の主人としては、なんの取り柄もないと絶好の話の種になっていたにちがいありません。
この時代は、家を継がせる長男は妾(めかけ)を持ってでも跡取りを作るのが普通だったらしいので、女性にも興味がなく、何に対しても欲がなかったのですから変わり者呼ばわりされていたのでしょう。

そんな若冲ですが、親しい大典は、若冲は幼い頃から絵を書くことだけが唯一の楽しみだったと記しています。
問屋の主(あるじ)となっても絵を描くことは続けていたらしく、若冲は京都に大阪の狩野派の画風を独学で習得した画家、大岡春卜(おおおかしゅんぼく)を招いて絵画の勉強をしていたらしいです。画家を大阪から何度も招くことができたのは代々続く商家の主であったことが幸いしたと思われます。基礎的な筆使を習得した若冲は師匠春朴から「春教」という画名をもらっています。だたし、この画名での作品は残っていないらしい。それは、師匠である春卜の弟子になるつもりはなかったようで、大典に「狩野派の技法は学び終えたので自分はこれ以上学ぶものはない。」と言ったと書かれています。

若冲は狩野派の教材は中国から伝わった絵の模写を使っていたため、直接実物の絵をを見たくなりました。いくつかは京都の寺院にあったため、ひとつずつ訪ねては蔵にしまい込んでいる絵を見せてもらい、自らの手でそれらを模写したとされています。その数なんと1000本にも及んだと言いますから、その情熱はすごい。

それでも若冲はそれでも気持ちを満たされることは無かったようです。確かに目の前にある漢絵は本物に違いないのですが、その絵でさえ画家が紙の上に書き写したもの。自分はそれをさらに書き写しているにすぎません。画家であるならば模写ではなく目の前の本物を描くことこそが画家の本分であるということに気がついたのかもしれません。
若冲は身近に飼われていた鶏(とり)に目をつけ、庭に数羽放し飼いしその躍動の一瞬一瞬を目に焼き付けました。それが後の作品へと繋がったのですね。
Read More
Published 2月 13, 2018 by

伊藤若冲~仙臺との繋がり(1/5)

こんにちは、染井吉野です。

「伊藤若冲(いとうじゃくちゅう)」

ものすごく精巧で写術的に描かれた「紫陽花双鶏図」に代表される若冲の絵は誰しも目にしたことがあると思います。
若冲は江戸時代に京都に現れた絵師ですが、その生涯は断片的に語り継がれているだけで詳しいことはわからないようです。

その絵を見るたびに、なんとも艶やかでそして今に飛び立とうとしている筆使いに時間を忘れて見入ってしまいます。
絵に関心が惹かれるとその絵師についてもっと知りたくなりました。
調べている内に、なんと仙臺にも接点があったんですね。仙台に住んでいる者としては嬉しい限りです。

今回は、自分なりに「伊藤若冲と仙臺の繋がり」について、数回に分けて書き留めたいと思います。

 ーはじめにー
超精巧に描かれた日本絵画の画家で有名な「若冲(じゃくちゅう)」
何かのきっかけで目にし、強烈な印象が残っていましたが忙しさに紛れて少し忘れてしまっていました。それから何年経ったことでしょう。最近の若冲ブームで再び目にすることになりました。何度見てもその素晴らしさや圧倒的な躍動感に魅了されます。
そこで若冲を少し調べたら以外にも地元仙台に関連があることがわかりました。

彼の作品は全国で展示され連日鑑賞者が押し寄せるほどの超人気の日本画家です。若冲の名前は知らなくても、彼の筆による幾つもの代表作である各「鶏図(けいず)」は目にしたことがあるはず。
その鶏(にわとり)を模写した繊細な筆使と鮮やかな色彩に誰もが驚愕し海外にも貯蔵されたりコレクター同士で取引されるなど、話題が尽きません。
彼は京の都で活躍した日本画家ですが、以外にも遠く離れた現在の宮城県仙台市と日本三景の松島町ともほんの少しながら接点があると知れば、若冲に魅せられたものとしては嬉しいものです。
そこで、素人ながら若冲と仙台・松島との関係を調べた限りではありますがご紹介したいと思います。
Read More
Published 2月 08, 2018 by

程々の家暮らし方鑑賞マニュアル~小さきものは美しきかな

小さいながらも個性が表現されています。
こんにちは、染井吉野です。

会津焼の小さな一輪挿し。その小ささがわかるようにノートPCの上に置いて撮影してみました。
この小さな器ですが、低くどっしりと構えた姿はなんとも絶妙な丸みを帯びて、その姿形から、この中に大きな宇宙が覗けそうです。

どうして今、手元にあるのかは忘れてしまっていますが、とてもかわいらしいその姿ゆえ、棚の上に置いて鑑賞しています。程々の家にとてもよくお似合いです。
Read More
Published 2月 01, 2018 by

程々の家暮らし方鑑賞マニュアル~古い木箱を暮らしに取り入れる

この木箱が部屋のお片付に役立ちます。
こんにちは、染井吉野です。

フローリングに毎日の生活で使うものをついつい置きっぱなしになります。不思議なことにひとつ置くといつの間にかその数が増えていきます。
何時かは片付けなければ、と思うのですが、普段使いのものだけについついそのままになってしまいます。
こうして、いつの間にか必要品なのか不要品なのかわからなくなって。

こうなってしまうと、お掃除も大変ですね。一山の固まりを動かそうにも崩れてきそうです。

そこで、頂いた古い木箱を物入れとして再利用することにしました。何の変哲もないただの木箱。このままだと、収納した後動かすことができないので100均でキャスターを買ってきました。角の4箇所と真ん中1箇所に取り付けます。(画像は取り付ける前です)

これでお掃除も楽々できて、考えながら収納するようになり、お部屋の見た目がスッキリしました。
Read More
Published 1月 25, 2018 by

程々の家暮らし方鑑賞マニュアル~すっかりインドア派?

「住む」より「楽しむ」BESSの家。
こんにちは、染井吉野です。

BESSさんの家造りのコンセプト、気に入っています。
我が家も、色々カスタマイズして「楽しんで」います。

BESSのオーナーになる前はアウトドア派なのでお休みには随分と出かけました。
キャンプだったり温泉だったり。それはそれでかなり楽しみましたけど、今は、家の中が楽しい!

正確に言うと、家のカスタマイズが楽しくて、お休みには必ずどこか手を加えています。
ゆっくり休みたい時は、程々の家には広縁がありますので、ここでお茶を楽しむことができます。アウトドアだって気軽にできるようになりました。

う~ん、、、アウトドア用品の出番が無くなっちゃった。今年は、少し自然の中に出かけよう。
Read More
Published 1月 18, 2018 by

程々の家暮らし方鑑賞マニュアル~使い込まれた木製本棚

木製の卓上本棚。
こんにちは、染井吉野です。

木製の卓上本棚。
現代には無い味わいを醸し出しています。
合板ではなく1枚板を貼り合わせて作らたもの。
しかも、左右の板にはアールをかけた意匠が施されています。さらにもう一箇所、正面の板にも曲線の切込みが。直線ではなく、わざわざ手間のかかる曲線にしたことが飽ることなく長年使われてきた理由かもしれません。 その証拠に、背面の板の色が違います。一度は壊れたものの、元の形を復元した新しい板をあてがったようです。以前の持ち主も愛着があって使い続けた本棚に違いありません。
 どれほどの年月が使われたのでしょうか?すっかり角は丸くなり、所々塗装が禿げ木肌が見えています。

こうして、我が家にやってきた小さな卓上本棚。これまでの持ち主に代わり、程々の家で新しい歴史が始まるのかもしれませんね。
Read More
Published 1月 11, 2018 by

程々の家暮らし方鑑賞マニュアル~暮らしの古道具

捨てられそうになった道具たち。
こんにちは、染井吉野です。

もう少しで捨てられそうになった暮らしの古道具。もったいないので頂きました。これは、消火用の砂箱と丸型の腰掛け。

最近では腰掛けと呼ばずに、スツールといいますが腰掛けと呼んだほうがしっくり来るのは年代を感じさせるからでしょうか?
足は軽くアーチがかかっていて、こんな小さな木工製品でも職人の技が吹き込まれています。

防火用砂箱って珍しいかもしれませんね。
ある作業場で使われていたもので、水が使えない場所だったため、防火用水の代わりに設置されていたものらしいです。手書きの文字がなかなかの味を醸し出しています。
この赤箱に植物の鉢を入れようかと思案中です。


暮らしの古道具達は、程々の家に溶け込んでくれます。
Read More
Published 1月 02, 2018 by

程々の家暮らし方鑑賞マニュアル~今年もおせわになります

今年のカレンダーも楽しみです。
こんにちは、染井吉野です。

今年のお正月は、喪中のため静かに過ごしました。いつもの寒いお正月。
大晦日の年越しまで、街の喧噪は賑やかですが元旦の初日の出を迎えたあとは街中がひっそりと静まり返るような気がします。

年末にBESS仙台さんに遊びに行き今年のカレンダーを頂いてきました。BESSさん今年もお世話になります。
Read More
Published 12月 21, 2017 by

程々の家暮らし方鑑賞マニュアル~古きを知り新しきを知る

使い込まれた味わいのある収納棚。
こんにちは、染井吉野です。

程々の家の我が家に暮らしの古道具がいくつか縁あってやってきてくれました。

今日手入れしたのは、使い込まれた収納棚。かなり放置されたものでホコリがすごかったけど、雑巾掛けして汚れを落としてみたら、いい表情になりました。

使い込まれた暮らしの道具。色々な人の手と沢山の時を経てたまらなく味のある顔になります。

この収納棚も表面に付いたシミやキズが、使い込まれたいい表情をしています。

今日から我が家の暮らし方にもきっと役立ってくれることでしょう。ひょっとして新しい使い方を教えてもらったりするかもしれません。

程々の家は、こうした暮らしの古道具がさりげなく似合います。
Read More
Published 12月 07, 2017 by

程々の家暮らし方鑑賞マニュアル~日本手拭

日本手拭のデザインが好き。
こんにちは、染井吉野です。

サラシに染めたデザインが現代にはない時の経過を漂わせています。
親から譲り受けた日本手ぬぐいが沢山眠っています。この独特なデザインを眠らせておくのはもったいないので、壁に飾っては時々交換しています。
 日本手ぬぐいの長さも特徴の一つ。男性陣は腰ベルトに通してぶら下げたり、女性は着物の衿カバーとして使っていたり、重宝していましたね。

今日のデザインは企業名が入っていることから、宣伝か店頭で配られたもののようです。

Read More
Published 12月 02, 2017 by

程々の家暮らし方鑑賞マニュアル~冬はストープがぬくくて気持ちがいい

ストーブは暖かいニャァ、
こんにちは、染井吉野です。
今年も寒い冬がやってきました。クリスマスももうすぐ。ホワイトクリスマスなら寒くても何故かワクワクします。
クリスマスと言えば、サンタクロースさん。煙突からプレゼントを届けてくれるんですよね。我が家の程々の家にも煙突があります。
でも、ペレットストーブの煙突だから小さなサンタさんしか通れません。
今年もプレゼントが届くといいな。

そんなストーブの前は猫のリラックススペースになっています。ポカポカして気持ちが良さそうです。
Read More
Published 11月 02, 2017 by

程々の家暮らし方鑑賞マニュアル~広縁で野点(のだて)

広縁でお茶を淹れました。
こんにちは、染井吉野です。

山々では初冠雪の便りが聞かれる今日この頃ですが、深まる秋を堪能したいと思い、我が家の程々の家の広縁にて野点(のだて)してみました。

野点と言っても、普通のお茶と急須で入れるだけなんですが、せめてもお湯を沸かすのを炭火にしてみました。これに岩手県産の南部鉄器でお湯を沸かして、急須に抹茶と煎茶をブレンド。

淹れたお茶のお味は、何処と無く秋深い味となりました。
Read More
Published 9月 28, 2017 by

程々の家暮らし方鑑賞マニュアル~ギターハンガー

ギターハンガーを作ってみましたよ。
こんにちは、染井吉野です。

ギターとウクレレが増えてきたので、ギターハンガーが欲しくなりました。

ネックに引っ掛ける金具はAMAZONで3個組で安売りしていたもの。それにストックしておいた長い棒にアンティークワックスを塗り金具を付けた後、壁に固定しました。

ディプレイにもなり、部屋が広く使えます。
Read More
Published 9月 21, 2017 by

程々の家の反省~程々の家暮らし方鑑賞マニュアル

こんにちは、染井吉野です。

程々の家に暮らし始めて、まもなく3年が経過しようとしています。3年も暮らし始めると経年美化(?)もアチラコチラで進んで、暮らすということは家と一緒に歳を重ねることなんだなぁって気が付きます。

程々の家は、引渡し時が家屋の完成形では無くて、家の住人と細かなところで成長するのが楽しみな家。
その一つが住人の暮らし方の一手間。
DIYで建具を施しても良く、家具にこだわってみるのも趣が出ます。

そんな暮らしの楽しみの一方で「ここはこうすればよかったなぁ」って気がつくことも。

我が家の反省点は、2箇所。

一つ目は、脱衣所が狭くなったこと。2畳ほどのスペースなのですが、洗濯機を置くと洗面台がモデルハウスより小さくなってしまいました。また、バスマット用のタオル掛けを置くと人が通れるだけのスペースしか残りません。それに、タオルをストックしておく棚も欲しかったなぁ。

二つ目は、キッチン。アイランドキッチンではなくL字型なんですが、洗い終わった後の食器カゴと調味料の棚などを置くと生板で食材を切るスペースが少ししかありません。盛り付ける皿を置くスペースが足り無くなりました。精米機と炊飯器は購入したカウンターテーブルに移動しましたが、普段使いの細かな食器類は取り出しやすいように吊り下げの棚を作ろうかと思っています。
Read More
Published 9月 14, 2017 by

程々の家暮らし方鑑賞マニュアル~DIY用に図面をダウンロード

こんにちは、染井吉野です。

BESSさんの家は、どのモデルも自分なりにカスタマイズして暮らしてみるのも魅力の一つ。
いきなり、躯体に手を加えるのは勇気が入りますが、そんなときの為に自分の家の設計図(仕様書)を入手してみてはいかがでしょうか?

BESSさんから直接頂いた方もいらっしゃるかもしれませんが、PCがあればいつでも画面で確認やプリントアウトが可能です。他にも建築許可証や電気関連の工事明細もあったりといろいろ勉強になります。

ハウスジーメンさんのページにアクセスして「住宅履歴システムログイン」の画像をクリックして入手しましょう。
図面から下地が確認できるので棚を作ったりするとき便利ですよ。

ログインにはIDとパスワードが必要ですのでわからない時はBESSさんにご確認を。
Read More
Published 9月 07, 2017 by

程々の家暮らし方鑑賞マニュアル

屋外のゴミ箱の囲いを作ってみましたよ。
こんにちは、染井吉野です。

先週の天気の良い日に、以前から気になっていた屋外のゴミ箱の囲いを作りました。
これまでは、ゴミ場所を直接地面に置いていたのですが、雨の跳ね返りで泥が付いたり、土なのでジメジメ湿気っていたりして「何とかしないとなー」って考えていました。

そこで、ゴミ箱に囲いを作って地面から離してみました。

ゴミ箱三つ分の寸法を測り、近くのホームセンターから2×4の木材を4本買ってカットしてもらいました。あとは、組み立ててペンキを塗って完成です。
なかなかいい感じにできました。

これで、ジメジメともさよならです。
Read More
Published 8月 31, 2017 by

た、大変!〜程々の家暮らし方鑑賞マニュアル

こんにちは、染井吉野です。

先週、ようやく太陽が出て日差しが降り注いだ日、広縁に出てみてびっくり!
床板にカビが出ていました。
そして、広縁と隅々まで確認したら、広縁と縁側の柱までカビが!

カビが発生するまで雨が続いたので、しょうがないと気持ちを落ち着かせ、スプレー式の除菌剤を床モップに含ませてカビを落としました。
でも、一旦カビが生えたということは、また発生する可能性があります。

これから気をつけて観察、除菌しようと思っています。

それにしても、この1ヶ月の長雨、ホントいやですね。
Read More
Published 8月 24, 2017 by

程々の家暮らし方鑑賞マニュアル

雨模様の外からは柔らかな光が舞い降りてきます。
こんにちは、染井吉野です。

今年の夏はどうしちゃったんでしょう。東北の仙台は梅雨から今日までず~っと雨です。
気温は過ごしやすいのですが、日差しが無いので洗濯物が大変。

日中も日差しが全く無いですが、BESSにお住まいの皆さんのお家の中は暗くないでしょうか?

我が家の程々の家は、天窓を2箇所付けてあります。このお陰で1階リビングも2階のフリースペースもくもり空でも明るいです。
どんよりとした日中ではありますが、家の天窓からちょうどよいやわらかな光が降りてくる、とても気持ちが落ち着いた時間が過ぎていきます。
Read More
Published 8月 17, 2017 by

程々の家暮らし方鑑賞マニュアル

こんにちは、染井吉野です。

天気の良い日はデッキで一日過ごす。なんて贅沢な暮らしなんでしょうか。程々の家には外にもう一つのリビングが標準装備されています。もちろんBESSさんのモデルにはどれもデッキがありますが、程々の家は別格です。なんて言っても屋根の下にあるんですから、もうリビングですね。

ここで一日過ごすとなるとやっぱりBGMがあるとなおさら楽しいですよ。
折角なので、海外のラジオを聞きながらリゾート気分に使ってみましょうよ。

iTunesがあれば簡単です。
iTunesを起動したら、
曲目一覧の上にある[ライブラリ]を選択。自分のライブラリ曲が表示されます。
次に▶(プレイボタン)の下にある[ミュージック]のプルダウンメニューから[インターネットラジオ]を選択します。
すると、ストリームと言うラジオ局のカテゴリ一覧が表示されますので、好みのジャンルの▶をクリックするとラジオ局名が出てきます。
沢山ありすぎて困ったときは、iTunesの検索窓を使って希望のラジオ局を探すこともできます。
世界中のラジオ局からJazzを探しますか?それともHawaiiのリゾート?


Read More
Published 8月 10, 2017 by

程々の家暮らし方鑑賞マニュアル

流木で手すりを作りました。
こんにちは、染井吉野です。

我が家の程々の家の北玄関に手すりがなかったので気になりました。程々の家の暮らしを楽しむにはこんなちょっとしたことでも暮らして楽しい我が家にしたいですね。
普通な手すりは似合いません。

そこで、ストックしておいた流木の中から程よい太さと長さのものを見つけたので作りました。

まず、両端の傷んだ所をカットして、全体に紙やすりを掛けます。流木だったので木の皮はキレイになくなってつるつるでしたが、汚れとフシの所をさらに滑らかに。
 その後は、ビンテージワックスを塗りつけます。
 最後に高さを合わせて外壁にネジ止めで完成。

見た感じ、なかなか良いんじゃないでしょうか?

自分たちもいずれは足腰が弱くなるので、きっとこれが役に立ちそうです。
Read More