私の住む地方の里山にもやっとやっと春が来ました。
この冬は雪が深く、私もずいぶん春の訪れを待ち焦がれてました。
人々は、私が咲くと「春の訪れ」を感じるようですね。私のことをそんなに思ってくれてとてもうれしいです。
私自身はというと、春の訪れは私の周りの草花の目覚めで春を感じます。
日も高くなりましたね。
もう春が待ちきれなくてすぼみをひとつ咲かせてみました。
そうそう、私のお隣に住むのはブナのおじいさんです。何でも120年くらいといっています。とても大きな枝を広げていて、私はその枝に守られるように生まれました。
私が生まれてからもずっとお話を聞かせてくれます。
昔は、この辺も静かでとても綺麗な里山だったそうです。
今は、すぐ近くまで住宅が広がってきました。数年前まで見ていた向こうの里山は機械でならされ今は人の住む街に変わってしまいました。チョッピリ寂しいですね。
Read More