Published 10月 17, 2016 by

十三夜をお迎えしました

ススキを活けてみました
こんにちは、染井吉野です。

すっかり秋も深まって参りました。以前の住んでいた更地に草刈りに行った所、ススキが立派に生えていたので自宅へ持ってきて花瓶にさしました。

十五夜は過ぎてしまったので、10月13日の十三夜をお迎えしようと思って。
こうしてススキを眺めると「秋だなぁ~」と季節感が、程々の家にしっくりきます。

どうして十五夜に生けるの?

ススキは神様の依り代(よりしろ:神霊が寄りつくもの)と考えられていて、十五夜は田んぼの稲穂が実る前なので、ススキを稲穂に見立てたということです。また、ススキの鋭い切り口が魔除けになると言われ、お月見のあと軒先に吊るしておく風習もあるとのこと。

広縁にもこれとは別に小さな一輪挿しでススキを飾りました。秋の夜長が特別なものになりましたよ。